看護師をしてると日常に出会いは少ないし、職場にいい人も少ない。
毎日病院と自宅の往復でこのままだと一生結婚できないかも・・・。
そう考えるとついつい焦ってしまいますね。
その一方で結婚はしたいけど、一生自分が食べていくには困らないし、もう結婚しなくてもいいかも・・・。
というふうに思ってしまうこともありますよね。
日本での看護師の数は2016年の調査で1,558,340人です。
参考:公益社団法人日本看護協会・『平成29年 看護関係統計資料集』
そのうちどれくらいの看護師が結婚していて、どれくらいが独身かは不明ですが、みなさんの周りにも独身の看護師は多いですよね。
申し遅れました、看護師でカウンセラーのTAKAKO(たかこ)です。
大阪府内の大きな病院で、13年間看護師として勤務していました。
勤務中の写真をあまり撮らないのですが、コスプレではありません(笑)。
現在は育児のため一旦病院を退職し、看護師専門の結婚相談所・婚活ハナコとタロウでカウンセラーとして活動しています。
38歳の時に今の夫と結婚をしましたが、出会いは婚活サイトでした。
なので婚活に関しては人一倍苦労した経験があります。
このページでは、「結婚したいけどなかなか動き出せない」という方のために、私の経験を踏まえて看護師の婚活方法について紹介したいと思います。
いざ婚活を始めてはみたものの、なかなか良い出会いに巡りあえず、困っている看護師さんも多いのではないでしょうか?
実は、婚活で出会いを掴めない方にはいくつか共通した特徴があります。
ここでは、看護師が婚活で苦戦してしまう代表的な3つの理由を見てみましょう。
結婚後の生活や子育てについて考えると、婚活中の女性の多くが、男性にある程度の収入を求めるのは当然です。
自分と同じくらいか、少し年収が高い人に絞って婚活している方もたくさんいるでしょう。
ただし、看護師が「自分と同等以上の収入の男性」を求めると、婚活では良い相手が見つからないことが多く、注意が必要です。
というのも、婚活市場には20代で年収200万円台、30代でも300万円台の男性が多いのに対し、看護師の年収は20代で年収300万円台も普通。
看護師という職業自体が高年収のため、経済的な面で自分と合う相手を探そうとすると条件を満たす人数が減り、婚活がスムーズに行きにくいのですね。
結婚につながる縁を作るにはある程度の出会いの数が必要で、短期間で結婚まで行けるかどうかは、出会いの数に左右される部分もあります。
ですが、この「出会いの数」を増やせずに婚活に苦戦している方も度々見かけます。
看護師に出会いの数が少なくなりがちな原因は、主に2つです。
1つは、時代の流れです。
昔と違って、会社の上司や知り合いの紹介といった自然な出会いは減り、アプリやパーティ、相席居酒屋などで自分から出会いを求めていくのがスタンダードになった現代。
それにも関わらず、医療業界はやや閉鎖的で昔ながらの雰囲気があり、なんとなく自然な出会いに期待してしまう看護師も少なくはありません。
そして、看護師の出会いの数を減らしてしまうもう1つの要因が、激務です。
出会うための努力をしたくても時間がなく、出会いの数が減ってしまうケースもよく見られます。
出会いまではうまく行っても、その後の交際が結婚までつながらない場合、看護師特有の生活リズムが影響している可能性があります。
独身男性の大半は一般企業に勤めていて、基本的には土日・祝日は休み、年末年始やお盆休みも公休に合わせて取れる方が多いでしょう。
その一方で看護師は、シフト制で平日休み、年末年始などは職場の事情によってずれ込むこともよくありますね。
つまり、看護師が婚活で一般企業の男性と出会うと、お互いに好意は持っていても休みが合わず、実際に会う頻度が減ってしまいます。
婚活では複数の人とデートしながら相手を絞り込んでいくのが普通なので、会う頻度が減ると、相手の男性がほかの女性に好意を抱くことも十分考えられるのですね。
ここでは看護師さんに向いている婚活方法をいくつか紹介します。
看護師以外にも共通する部分がありますが、看護師さん独特の理由も合わせて解説します。
街コンは婚活方法としては最もおすすめできません。
というのも、街コンは元々結婚に対する本気度が低い方が集まる傾向にあります。
終わってみたら疲労感だけが残り、後日LINEをもらっても顔が全く思い出せないことしばしば・・・。
2020年現在コロナ禍の状況で、街コンが開催されることもほとんどありませんが、看護師としては大規模イベントに三密の状況では参加しにくいですよね。
街コンには出会いを楽しむイベントという以上の価値はあまりありません。
出会いの定番、合コン・友人の紹介ですが、看護師はシフト勤務のため病院勤務以外の人と日程が合いにくいのがネックです。
日程を調整して開催するのが1ヶ月後というのはザラにありますよね。
またコンパや飲み会に誘ってもらったにも関わらず、友達と日程が合わなかった、また急な残業で約束に大幅に遅刻したという経験は看護師さんなら1度はあるでしょう。
紹介者のある出会いは、安全という意味では最も信頼できます。
しかし一度に会える人数も少なく調整が難しいため、なるべく早く結婚したいという方にはおすすめできません。
婚活パーティといえば、4,5年前までは大きな部屋に男女が30人ずつ詰め込まれ、椅子取りゲームのように回転していくという、疲労感の残るイベントでした。
しかし最近では個室形式で行われるパーティや、一対一で話ができる時間も長いパーティも多く、大人数と話をするのが苦手という方でも参加しやすくなってきました。
看護師限定の婚活パーティも開催されることが多く、女性は男性に比べて安く参加できるのがメリットです。
一方でパーティによっては、結婚に前向きな参加者が少ないパーティもあります。
また婚活パーティはリピートする人が多い傾向にあり、気づけば同じ参加者ばかり・・・ということも少なくありません。
看護師はコミュニケーション力が高い人が多いので、婚活パーティは向いている婚活方法だと言えます。
まだ一度も行ったことがないという方は、試しに行ってみるのも良いでしょう。
婚活アプリや婚活サイトのメリットは、低価格で多くの人と出会うチャンスを得られることです。
なので、とにかく出会いがなくて困っているという方は試してみるのはありです。
「婚活アプリ」といいながらも恋人探し、恋愛対象になる人を探している人も多いです。
なので結婚もしたいけど、まずは好きな人を見つけたいという方には適しています。
ただし婚活パーティ以上に、ひやかし、遊び目的の人が混じっている可能性が高いのがデメリットです。
また看護師はアナログな方が多いので、顔が見えない人とのやりとりは抵抗を感じる場合はやめておいたほうがいいでしょう。
もうひとつ婚活アプリは出会いの機会は大量にありますが、結婚までのサポートがほとんどありません。
出会いはそこそこあるけど、恋愛に発展しない。
恋愛しても交際期間が短くすぐに終わってしまうという心当たりのある方は、別の方法を検討したほうが良いかもしれません。
看護師の婚活方法として最もおすすめしたいのは、結婚相談所です。
理由のひとつは、結婚相談所での看護師の成婚率の高さです。
当サイトのトップページでも紹介していますが、他の職種の方に比べて1.6倍程度成婚率が高いのが特徴です。
また看護師はシフト勤務が多く、男性とのデートの日程にも苦労しますが、そういった調整も全て結婚相談所が行ってくれます。
マメじゃない、面倒くさいことが嫌いという看護師さんが多いので、こういった点も助かりますね。
デメリットは他の婚活方法よりも費用が高いことです。
通常、サポートが手厚くなればなるだけ費用が高くなります。
もうひとつは、結婚相談所は恋愛をする場所ではないということです。
交際開始から3ヶ月程度で成婚に至る人も少なくなく、スピードの速さについていけなくなる女性もおられます。
もちろん出会った相手を好きになって結婚するということには変わりありませんが、長期間交際してから結婚したいという方には不向きです。
一方で効率的に短期間で結婚を目指したいという方には、結婚相談所が向いています。
看護師として働きながら婚活を始めるとなると、不安も沢山ありますよね。
ここでは、看護師婚活における代表的なお悩みに回答しています。
シフト制の看護師だから出会えない?ということはありません。
シフト制にはシフト制のメリットがあります。
お見合いは土日のみと思って言いませんか?
もちろんホテルのラウンジを見ていただければわかるのですが、土日のラウンジは大混雑。
「席待ってる間にお見合いできるやん!」状態です。
その間、看護師さんはというと働いていますよ!
10時やったら点滴してます。
12時やったら食事介助してます。
14時やったら保清か点滴しています。
もしくは夜勤明けで寝ている。夜勤入り前にも寝ていますよね。
「そんなんやからお見合いなんて出来ない!」と思っていませんか?
出来ます。
平日の夜、19時から可能です。
ランチ・お買い物は友人と楽しんで、お化粧直ししてから19時お見合い。
お相手は仕事帰りなので、お疲れのところ申し訳ないとは思います。
しかし、平日のその時間帯のラウンジはとても空いていますので、落ち着いてお話が出来ます。
加えて、「私達、お見合いしてるって思われてる…」と周りを気にする必要もありません。
男性は仕事帰り、夜間のため通常1時間のお見合い予定を大幅に過ぎることも少ないです。
独身看護師は土日祝が日勤という可能性も多いですが、夜勤ということも多いはずです。
日勤の場合難しいですが、入り前の午前中や夜勤明けの午後からだったら土日祝でも場所によってはお見合い可能です。
そう考えると、シフト制であっても何も心配することはないのです。
よくある質問ですが、これに関しても同様です。
お見合い後の初デートは、だいたい2時間程度のランチから。
看護師さんの場合、このランチがディナーにかわります。
初デートはお見合いの2回戦と言われていますが、ランチの場合女性が安心して会える一方、二人の距離が縮みにくいというデメリットもあります。
その点、ディナーはお酒も入り、二人の距離が縮みやすい傾向があります。
まさにコミュニケーションスキルが高い看護師さんにはピッタリと言えますね。
交際も進み、デートも半日や一日になってきた、ここからが肝心という時。
看護師さんは壁にぶち当たるかもしれません。
なかなか男性と予定が合わないのです。
土日、動物園や遊園地、ドライブで遠出したい!など、ベストコンディションでデートしたい場合は、お休み希望を出して下さい。
2交代勤務の場合、木もしくは金曜日を入りにしていただければ土日、日月お休みになりますね。
ここでもう一つ、秘密のメリットがあるのです。
男性は看護師さんの勤務シフトがわかりません。
カレンダー通りのお休みの方の場合、なんとなく気が乗らないお誘いも断る理由がないと困ってしまいます。
でも看護師さんの場合なら
という理由でやんわりお誘いを回避するということも可能です。
夜勤があり、土日も仕事のシフト制だからといって婚活を諦める必要は全くありませんよ。
ご存知の通り看護師さんが働く病院やクリニック等は女性が多い職場です。
そのため元々職場での出会いの確率が低くなります。
それに加えて病院ならではの不規則な勤務が、さらに出会いの機会を少なくしています。
男性と休日が合わない、また男性を紹介してくれそうな学生時代の友人とも休日が合わないので、狭い世界で日常生活を過ごしがちです。
出会いには不遇の(?)環境にあるにも関わらず、男性にとって看護師は憧れの職業であり、人気職種の1つです。
飲み会の自己紹介で「看護師です」と言っただけで、男性陣は色めき立ちますからね。
つまり男性からの引き合いはあるのに、出会いのきっかけをつかめていない。
このようなミスマッチが最も起こりやすいというのが看護師なのです。
看護師の場合、例えば新卒で10年勤務して32,3歳になった時点で年収が450万~500万円以上に達している女性も少なくありません。
国税庁の調査によると男性正規雇用の方の平均年収は約504万円です。
正規・非正規についてみると、正規504万円、非正規179万円で、前年に比べ、正規は2.0%の増加、非正規は2.2%の増加となった
男性は一般的に、お相手の女性が自分よりも年収が高いことを引け目に感じることがあります。
また女性も自分よりも高い年収の男性を希望するケースが多いです。
こうなってしまうと、ご自身の身の回りでその年収に見合うお相手男性を探すのが困難になってきます。
つまり年収の高さが、自力で結婚相手を探すことの障害になっていることもあるのです。
激務の仕事環境の中で鍛えられた結果、看護師の方は性格的にどうしても気が強い、サバサバしているという方が多い傾向にあります。
忙しさも相まって、LINEのメッセージも既読スルーしがちとか・・・。
患者さんへの気配りはできてもお付き合いの相手は別問題のようですね。
また女性が多い環境のせいか、服装や化粧に関心がない人も少なくありません。
飾らない、さっぱりした女性がタイプだという男性もいますが、多くの男性は結婚相手に女性らしさを求める傾向にあります。
「ありのままの私を受け入れてください」という気持ちはわかりますが、それは婚活の場では難しいことです。
看護師は収入の面から生活力があり、気力・体力もその他職種の女性よりも高めです。
結婚すれば心強い生涯のパートナーになることは間違いありません。
もし看護師さんが、男性へのちょっとした気配りや、女性らしいファッションやメイクなどを身につけると、弱点がなくなります。(元々ほぼ完璧な人もいますが)
つまり婚活市場で、人気爆発になる可能性は十分秘めているのです。
あなたに必要なのは出会いのチャンスを広げるための、少しの努力だけです。
シフト制の仕事で出会いが少ない、激務で婚活を進められないなど、看護師が婚活をするのは大変そうに見えますが、逆に「看護師だからこその強み」もあります。
ここでは、婚活を成功に導くことも可能な、看護師ならではの強みを3つ紹介します。
看護師という職業は、ほとんどの人にとって好感度が高い職業です。
看護師と言えば、「優しい、しっかり者、頼れる、面倒見が良い」などのイメージがありますよね。
実際に、病院に入院した時に看護師の親切さや優しい心遣いに触れたことのある方も多いでしょう。
小中高生を対象にした「なりたい職業ランキング」でも看護師は常に10位以内にランクインしますし、男性が結婚相手の女性に求める職業ランキングでも上位を獲得することがほとんどです。
よほど嫌な思い出でもない限り「看護師という職業自体が嫌」という人はまずいないので、職業名だけでも婚活市場での強みになります。
引用:メディアケア生命株式会社「イマドキ男女の結婚観に関する調査2017」
こちらは500人を対象とした「結婚後に女性に働いてほしいか?/働きたいか?」というアンケートの結果です。
これを見ると、今時の男性は結婚後・出産後にも女性に働いてほしいと願っていることがわかりますね。
そんな現代男性の価値観にぴったり合う職業が、看護師です。
看護師には、結婚後・出産後に働き続けることが出来る環境が整っています。
まず、育休・産休の取りやすさです。
最近では福利厚生が充実している病院が多いため、育休・産休をしっかり取れる可能性が十分あります。
次に、結婚や出産を機に病院を退職した時の再就職についてです。
一般的には、一度キャリアが途絶えてしまうと再就職しにくいと思われがちですが、看護師の場合はその心配はあまり要りません。
看護師は「手に職」の専門職ですし、介護・医療現場は常に人手不足で引く手あまただからです。
特に、地方では少子高齢化が進んでいることから、これからも介護・医療の需要は伸びていくでしょう。
何らかの事情で家族そろって地方に引っ越すことになっても、看護師の国家資格があれば、収入をそれほど減らさずに再就職出来る可能性も高いのです。
全国どこでも必要とされ、復職後に極端に収入が減るリスクが少ないことは、婚活でアピールできる看護師ならではの強みです。
婚活で看護師ならではの強みとしてアピールできるポイントが、職業の安定性と収入です。
看護師は専門職だけあって年収が高い上に、医療の需要が増えるこれからの時代には欠かせない職業です。
また、需要に合わせて専門知識を付け、別業界で看護職として活躍したり、独立開業したりとキャリアの幅を広げていくことも可能。
激務なのは難点ですが、その分育休・産休、傷病休暇などの制度が整った職場も増えており、キャリアを断絶させない選択肢も多くあります。
つまり、業界の浮き沈みがあまりなく、安定した高収入が得られるのが看護師という職業の大きな特徴と言えるでしょう。
このような現在、未来の収入の安定は、妻と二馬力で家庭を支えていきたい男性にとっては、これ以上ない大きなメリットになります。
これまでにご自身で婚活をしてうまくいかなかったという方は、何かを変えていく必要があります。
お相手に望むものが高すぎるのか、お相手とのコミュニケーションの取り方が悪いのか、それは人それぞれです。
うまくいかない理由は何であれ、自分ひとりで変えていくことはとても難しいことです。
もちろん一人でも試行錯誤しながら結婚へ努力することはできますが、とても時間がかかりますね。
若さは財産です。
試行錯誤している間に、残念ながらあなたの婚活の場での価値はどんどん下がっていきます。
スポーツの世界にプロのトレーナーがつくように、婚活の世界にもプロのカウンセラーがいます。
カウンセラーと一緒に婚活して、結婚までの時間を短縮するのはとても賢い選択だと思います。
このように考えるのはとても自然なことです。
婚活中の看護師さんの中でも様々なご希望をお持ちかと思います。
看護師はいつの時代も需要が高く、一生の仕事にしていける素晴らしい職業です。
結婚のお相手探しは今後の人生の一部でしかありません。
婚活ハナコとタロウは、お一人お一人の結婚後のライフプランも見据えた婚活をサポートをさせていただきたいと思います。